慈覚大師円仁が開山した四寺を巡る。
9世紀代に慈覚大師円仁が開山した、松島瑞巌寺、平泉中尊寺、毛越寺、山寺立石寺。
17世紀代におくのほそ道で松尾芭蕉も訪れた四寺。
21世紀の現代、私たちはこの四寺をE-Bikeで巡ります。
慈覚大師円仁が開山した四寺を巡る。
9世紀代に慈覚大師円仁が開山した、松島瑞巌寺、平泉中尊寺、毛越寺、山寺立石寺。
17世紀代におくのほそ道で松尾芭蕉も訪れた四寺。
21世紀の現代、私たちはこの四寺をE-Bikeで巡ります。
天長5年(828年)に開山、1609年に伊達政宗が堂宇を建立、以来正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」としました。
仙台駅をE-Bikeに乗って出発、塩竃神社と日本三奇「四口の神釜」を祀る御釜神社を参拝し、塩釜港から遊覧船で松島周遊、下船後に雄島・瑞巌寺へ。
その後、在来線で仙台に戻り新幹線に乗り換えて一関市に移動し市内ホテルで一泊します。
嘉祥3年(850年)に開山、その後、12世紀のはじめに藤原清衡(きよひら)によって、前九年・後三年合戦の戦乱によって亡くなった
英霊を敵味方の区別なく慰め、仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)を建設する目的で大規模な堂塔の造営が行われました。
一関市から世界遺産の地平泉へ向かい、中尊寺を参拝します。奥州藤原氏の栄華を極めた跡を残す「金色堂」をはじめ、丈六仏という一丈六尺(約4.85m)の釈迦如来坐像を本尊として祀る本堂のほか、平安時代の諸仏などが所蔵されている讃衡蔵、広大な敷地に植栽された老杉・桜・紅葉などを専属ガイドの案内のもと巡ります。
嘉祥3年(850年)に開山、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。
往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったと云われた毛越寺、藤原氏滅亡後すべて焼失
したものの、浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、また平成元年、平安様式の新本堂が建立されました。
中尊寺からほど近い毛越寺(もうつうじ)へ向かいます。薬師如来坐像の本尊を祀る質実剛健な平安様式の本堂と、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を今に伝える浄土庭園、金字や銀字で記された経文や平安期の諸仏、延年の舞用具などが所蔵されている宝物殿などを、僧侶さんのガイドのもと巡ります。
その後、東鳴子温泉までE-Bikeで走り温泉泊となります。
貞観2年(860年)に開山、本山延暦寺より伝教大師が灯された不滅の法灯を分けられ、慈覚大師の霊位に捧げる香を絶やさず、
大師が伝えた四年を一区切りとした不断の写経行を護る寺院となり、この三つの不滅(法灯・香・写経行)は今なお護られています。
東鳴子温泉から【尿前の関】を通り、おくのほそ道最大の難所とされた【山刀伐峠】(なたぎりとうげ)を越え、天童温泉泊として疲れを癒した翌日に山寺に向かいます。
山寺芭蕉記念館に立ち寄った後、山門から1,015段の石段を登り、せみ塚・奥之院、慈覚大師円仁を祀る開山堂、断崖に突き出て建てられた五大堂からの眺望を楽しみ下山、帰路につき山形駅へと向かいます。
ツアー料金 | 料金に含まれるもの |
33万円
(税込) |
・E-Bike利用代 ・ガイド代(ツアーガイド、現地ガイド、インストラクター) ・宿泊代 ・食事代(朝食3回、夕食3回) ・参拝および入館代 ・乗船代(塩釜→松島) ・鉄道利用代(松島→一関) ・保険代 ・サポートカー運用代 |
※上記料金は一人当たり
※現地集合場所まで及び現地解散後からの宿泊交通費は各自。
2023年6月13日(火)~ 6月16日(金) |
2023年7月4日(火)~ 7月7日(金) |
2023年8月22日(火)~ 8月25日(金) |
2023年9月5日(火)~9月8日(金) |
2023年9月19日(火)~9月22日(金) |
監修 山本 陽史(山形大学学術研究院教授)
本プロジェクトは、文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。
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