おくのほそ道

門人の曾良とともに東北・北陸の旅に出た松尾芭蕉の足跡

おくのほそ道行程図

元禄2年(1689)3月、俳聖松尾芭蕉は、門人の曾良とともに東北・北陸行脚に出ました。千住から日光、黒羽、白河、松島、平泉などの奥州を経て、鳴子から出羽国に入り山寺、最上川、出羽三山、九十九島へと北上した後、酒田、鼠ヶ関から新潟、北陸を辿り美濃国大垣へ、150日をかけ2,400kmを踏破しました。
芭蕉を「みちのく」へと向かわせたのは、古くから歌人の憧れだった多くの「歌枕」と、西行や源義経の足跡を辿り、目にすることで自らの俳諧を深めること。
それにより「不易流行」の思考へとつながる大きな契機となった旅と云われています。

ツアー

E-Bikeで巡る令和版おくのほそ道

東京深川から岐阜大垣まで約2,400kmの道のりを、当時の芭蕉と曾良は150日かけて踏破しました。
本ツアーでは、おくのほそ道の往路とでもいうべき東京深川から山形鼠ヶ関までの約1,400kmを、令和の時代の私たちはE-Bikeに乗り20日間の日程で辿ります。
一日平均70kmの行程ですが、体力に自信のない方でもツアーを楽しめるように、強力なアシスト性能を持つE-Bikeがしっかりサポートをしてくれます。
また道中、芭蕉一行も松島や最上川を舟で移動したように、私たちも遊覧船やチャーター船で移動、同じ景色を眺めながら旅を楽しみます。

ツアールート

ツアールートは大きく分けて3つのパートで構成しています。

日光路(東京深川~福島白河の関)

奥州路(福島白河の関~宮城尿前の関)

出羽路(宮城尿前の関~山形鼠ヶ関)

ツアーイメージ

E-Bike
ツアーの足となるE-BikeにはMTBとクロスバイクをご用意。ロングライドに対応できるバッテリー容量とパワフルなアシスト性能が移動を楽にしてくれます。

芭蕉が訪れた寺では、僧侶・住職さんによる特別ガイドや現地専門ガイドの説明を受け、当時の歴史を振り返りながら芭蕉が見た情景をよりイメージできると思います。
毛越寺

羽黒山
道中や芭蕉の句碑等がある場所ではツアーガイドが解説します。文献による史実に基づいた解説のほか、ガイド独自の新解釈バージョンが聞けるかもしれません。

芭蕉一行が舟などで移動した場所は、私たちも史実に合わせて観光遊覧船やチャーター船で移動します。また、安全にツアーを催行するため一部区間(松島から一関まで)を鉄道による移動にしております。

南部神楽
旅の途中に、ツアー参加者限定の神楽演舞や釣り・BBQなどを通じて地元の人たちとの交流もお楽しみいただけます。

本ツアーでは週に一度、走行距離を抑えた「休息日」を設定。リフレッシュを兼ねて観光や買い物などをお楽しみください。
松島観光

旅館大沼
一日の振返りや親睦を図りながら。ワイワイと俳句発表会や勉強会などを開催するも良し。

ツアーのサポート体制も充実。サポートメンバーも同行するので、荷物の管理からE-Bikeのトラブル、ツアー中の撮影等しっかり対応いたします。
羽黒

山寺
芭蕉の足跡を辿りながらおくのほそ道を体感するツアー。歌人のあこがれだった歌枕、西行・源義経の足跡をその目で確かめ、自らの俳諧を深めようとした旅。芭蕉の説いた「不易流行」の心に触れ、ご自身のタイミングでぜひ俳句を詠んでみましょう。

日本の風景美

四季折々に息を呑む美しさを見せてくれる日本の風景。
それは俳句や連歌の世界においても、季語としてその風景を思い浮かばせてくれます。

想いを紡ぐ心の美

安寧を願い、慈愛の心で祈り想う日本の精神文化。
俳句に込められた詠み人の心に触れられる旅になるでしょう。

文化

日本の歴史と文化

2,000年以上脈々と続く日本の歴史文化。
それぞれの年代様式で建立された建築物のほか、各地に伝承されている伝統文化と信仰文化。
本ツアーでは、見るだけでなく体験も交えながら地元の人々との交流もお楽しみいただけます。

食も楽しむ

旅の楽しみのひとつ、食。
ご当地名物料理のほか、ご要望により各種ご用意いたします。

癒し

旅の疲れを癒す

一日の疲れを癒す宿には、ホテルのほか貸切露天風呂付の温泉や、唯一無二の薬湯温泉などもご用意。

ガイド

ツアーガイドの紹介


TAK(小林 隆)
別名「令和の芭蕉」
「日本サイクルツーリズム推進協会」認定サイクリングツアーガイド。
英国政府認定サイクリングツアーガイド。
以前は商社マンとして世界各国を駆け巡り、起業後は台湾、韓国、香港で日本コンテンツ販売に従事。第二の起業でインバウンドに着目。日本で最も美しい村全て自分の足で歩き情報発信を行う。日本全国47都道府県を行脚。日本隅々を知る、まさに「令和の芭蕉」。

YUKIO(佐藤 幸夫)
別名「令和の曾良」
「日本サイクルツーリズム推進協会」認定サイクリングツアーガイド。
英国政府認定サイクリングツアーガイド。
山形県認定 庄内浜文化伝道師。
鶴岡市認定 鶴岡ふうどガイド。
JAPAN E-Bike Tours代表。
幼少より釣り・キャンプ・サバゲー等のアウトドアアクティビティにはまり、現在も時間があれば海や野山を駆け回っている。また庄内浜文化伝道師・鶴岡ふうどガイドとして、山形庄内地方の食文化などにも精通。

ERIKO(西田 恵理子)
「日本サイクルツーリズム推進協会」理事長
「日本サイクルツーリズム推進協会」認定サイクリングツアーガイド。
英国政府認定サイクリングツアーガイド。
サイクルツーリズム歴20年超のガイドスペシャリストで、インバウンドのみならずアウトバウンドサイクルツーリズムの実績も豊富。その傍ら「日本サイクルツーリズム推進協会」理事長として日本のサイクルツーリズム人材育成にも取り組む。

サポート

20日かけて巡るおくのほそ道ツアーのサポート体制

サポートカー
ツアーには予備のE-Bikeを搭載したサポートカーが伴走し、万が一E-Bikeが故障した場合でも安心です。
インストラクター
ツアー途中の体験コンテンツには、現場でインストラクターが丁寧にレクチャー、サポートいたします。
特別ガイド
おくのほそ道をより詳しく解説してくれる現地のエキスパートガイドが付きます。
弊社スタッフ
同行スタッフがツアーコンシェルジュとなり、参加者の方々のご要望に応えサポートいたします。

料金

おくのほそ道E-Bikeツアー料金(19泊20日)

ツアー料金 料金に含まれるもの
165万円

(税込)

・E-Bike利用代 ・ガイド代(ツアーガイド、現地ガイド、インストラクター) ・宿泊代 ・食事代(朝食19回、夕食17回)・参拝および入館代 ・鉄道利用代(松島→一関)・乗船代(塩釜→松島、最上川舟下り)・保険代 ・サポートカー運用代

四寺廻廊E-Bikeツアー料金(3泊4日)

ツアー料金 料金に含まれるもの
33万円

(税込)

・E-Bike利用代 ・ガイド代(ツアーガイド、現地ガイド、インストラクター) ・宿泊代 ・食事代(朝食3回、夕食3回)・参拝および入館代 ・鉄道利用代(松島→一関)・乗船代(塩釜→松島)・保険代 ・サポートカー運用代

※上記料金は一人当たり
※現地集合場所まで及び現地解散後からの宿泊交通費は各自。

開催日

おくのほそ道E-Bikeツアーの開催日程 ※1ツアー催行人数4名まで

2023年3月31日(金)~ 4月19日(水)
2023年5月12日(金)~ 5月31日(水)
2023年7月21日(金)~  8月9日(水)
2023年9月29日(金)~10月18日(水)
2023年11月3日(金)~11月22日(水)

 

四寺廻廊E-Bikeツアーの開催日程 ※1ツアー催行人数4名まで

2023年6月13日(火)~ 6月16日(金)
2023年7月4日(火)~ 7月7日(金)
2023年8月22日(火)~  8月25日(金)
2023年9月5日(火)~9月8日(金)
2023年9月19日(火)~9月22日(金)

 

ご予約
お問合せ

プラネットアドベンチャーへリンクします。

監修 山本 陽史(山形大学学術研究院教授)

本プロジェクトは、文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。

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