おくのほそ道、尿前の関から鼠ヶ関へ。

出羽路

おくのほそ道、第三章。
山寺、最上川、出羽三山、
九十九島、鼠ヶ関までの
道のりを楽しむ。

おくのほそ道最大の難所と云われた「山刀伐峠」(なたぎりとうげ)を越え、山寺、最上川、出羽三山から、紀行最北の九十九島(くじゅうくしま)に向かいます。そこから日本海に沿って南下し、酒田、鶴岡と巡り新潟との県境鼠ヶ関(ねずがせき)へと至る【出羽路】です。
最上川では舟下り、出羽三山の羽黒では2,446段の石段踏破、最終日は鼠ヶ関でのBBQなどをお楽しみいただけます。

出羽路ルート

芭蕉の足跡
  ~出羽路~

おくのほそ道E-Bikeツアー出羽路

14日目

天童から山寺へ
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

この日は移動距離を抑えて山寺観光。1,015段の石段を登っての開山堂参拝とともに、芭蕉記念館で俳句教室、抹茶体験などをお楽しみいただきます。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声【立石寺にて】

15日目

最上川から出羽三山へ
「五月雨を あつめて早し 最上川」

東根を出発して、大石田宿で名物の「千本だんご」で一服。最上川沿いに進み、芭蕉乗船の地でもある本合海からチャーター船で舟下りをお楽しみいただきます。下船後、清川の関を通り出羽三山のひとつ「羽黒山」へ向かいます。この日の宿は羽黒山山頂の出羽三山神社内の斎館に。
五月雨を あつめて早し 最上川【最上川にて」

16日目

羽黒山から九十九島へ
「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」

斎館を出発し、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン三ッ星認定の杉並木を見ながら、2,446段の羽黒山石段を徒歩で下り、E-Bikeに乗り換え庄内平野を駆け抜けて名峰鳥海山を眺めながら九十九島の象潟へ向かいます。
涼しさや ほの三日月の 羽黒山【羽黒山にて】

17日目

象潟から湊町酒田へ
「象潟や 雨に西施が 合歓の花」

芭蕉が「松島は笑うがごとく、象潟は撼(うら)むがごとし」と感動を伝えた九十九島を道の駅「ねむの丘」展望台から俯瞰した後、蚶満寺(かんまんじ)周辺を走り、そこから遊佐に南下して十六羅漢、丸池様という地元の名所を巡ったのち湊町酒田へ。酒田ではナイトライフをお楽しみください。
象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が 合歓(ねぶ)の花【象潟にて】

18日目

酒田から鶴岡へ
「あつみ山や 吹浦かけて 夕すずみ」

朝食は港の食堂で新鮮な魚介を使った朝定食を。食後、芭蕉の句碑が建つ日和山公園、「おしん」の舞台にもなった「山居倉庫」、日本三大吊るし飾りの傘福が展示してある「山王くらぶ」、「相馬楼」で酒田舞妓の演舞を見ながらの昼食を楽しんでいただき、鶴岡へ。人面魚で有名になったこともある善宝寺参拝の後、開湯1300年の歴史を誇る湯田川温泉に。旅館では主人厳選の地酒10種類の利き酒に挑戦。
あつみ山や 吹浦(ふくうら)かけて 夕すずみ
【酒田にて】

19日目

湯田川から念珠関へ
~旅のフィナーレ~

日本海から吹き付ける強風で、旅人の笠を飛ばしてしまうことから名付けられた「笠取峠」を越えてあつみ温泉へ。足湯でくつろいだ後、今回の旅の最終地点「念珠関」(ねんじゅせき)へ。「白河の関」「勿来の関」と並び「奥州三大古関」とされる「念珠関」は、芭蕉訪問の地であるとともに、義経が京都から平泉へ落ち延びるため上陸した場所としても有名。芭蕉もそのことを知り訪れたものと思われます。今では鼠ヶ関(ねずがせき)と呼ばれるこの地では、日本海に沈む夕日を眺めながらのサンセットカヤックを楽しんだ後、今回の旅の最終目的地到達を祝って、地元食材を使ったBBQでフェアウェルパーティを楽しみましょう。宿泊は夜空に散りばめられた星を見ながら海岸のテントで。

20日目

帰路へ

鼠ヶ関からは、鉄道でお帰りの場合はあつみ温泉駅まで温泉街を散策したり、空路でお帰りの場合は庄内空港まで、途中にある「加茂水族館」に立ち寄ったりしながら帰りの時間に合わせてE-Bikeで移動します。

監修 山本 陽史(山形大学学術研究院教授)

本プロジェクトは、文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。

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