白河の関を抜け、おくのほそ道は奥州路へ。須賀川、福島から仙台、松島、平泉、鳴子の尿前の関(しとまえのせき)へと至る【奥州路】です。
塩釜から松島へは遊覧船、松島から一関まではローカル鉄道と新幹線移動、神楽演舞も楽しんでいただけます。
白河の関を抜け、おくのほそ道は奥州路へ。須賀川、福島から仙台、松島、平泉、鳴子の尿前の関(しとまえのせき)へと至る【奥州路】です。
塩釜から松島へは遊覧船、松島から一関まではローカル鉄道と新幹線移動、神楽演舞も楽しんでいただけます。
郡山から二本松へ。鬼婆伝説の黒塚と付近を一望できる二本松城を訪問。福島市内に向かい「もちずり石」伝説の文知摺観音(もちずりかんのん)、義経を命を懸けて守り抜いた佐藤兄弟菩提寺である医王寺へ。宿は芭蕉も逗留した飯坂温泉で疲れを癒してください。
笈(おい)も太刀も 五月に飾れ 紙幟(かみのぼり)【医王寺にて】
飯坂温泉を出て宮城県に入り、阿武隈川沿いを走りながら、歌枕の地「武隈の松」と「竹駒神社」を参拝します。その後は仙台市内へ向かい、青葉城や東照宮を訪問。夜は仙台のナイトライフを楽しんでください。
桜より 松は二木を 三月越し【武隈の松にて】
仙台を出発して、多賀城を経由し塩釜神社を参拝した後、日本三奇のひとつ「四口の神釜」へ。中日となるこの日は移動距離を抑えて観光メインに。芭蕉らが塩釜から舟で松島に向かったように、塩釜港から観光遊覧船で松島へ移動、雄島と瑞巌寺を巡ります。
松島や 鶴に身をかれ ほととぎす【松島にて】曾良
この日は鉄道移動からのスタートとなります。塩釜からローカル線で仙台に向かい、そこから新幹線で岩手一関に。一関駅からE-Bikeで高館義経堂(たかだちぎけいどう)、金色堂で有名な中尊寺と回ります。夜はツアー参加者の皆さま限定で、地元有志による「南部神楽」の演舞鑑賞をお楽しみいただきます。
夏草や 兵どもが 夢の跡【平泉にて】
平安様式の本堂と浄土庭園が美しい毛越寺(もうつうじ)へ。その後、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂から厳美渓(げんびけい)へ向かい、名物の「かっこうだんご」で一服。そこから宮城県に入り、昭和レトロな街並みが残る栗駒を経由して東鳴子温泉へ。
鳴子の「尿前の関」(しとまえのせき)を抜け、いよいよ出羽路に入ります。おくのほそ道最大の難所であった「山刀伐峠」(なたぎりとうげ)を登り、天童温泉に向かいます。
蚤虱(のみしらみ) 馬の尿(ばり)する 枕もと
【尿前の関にて】
監修 山本 陽史(山形大学学術研究院教授)
本プロジェクトは、文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。
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